CSCは、シャンパーニュ委員会で法律顧問を務めるロクサーナ・ド・バリーヌ・ボアン氏とネットワーク管理プロジェクトマネジャーであるマリー・クリスティン・ビリオン氏にCSCのDomainManagerSMプラットフォーム、ドメインネームシステム(DNS)含むブランドプロテクションサービス、そしてレジストリロックサービスを通じて、どのようにブランドやドメインを保護している のか、お話を伺いました。

ロクサーナ氏は、全てのドメイン名ポートフォリオとそれに関連するセキュリティ対策、及びシャンパンの名称保護を担当しています。彼女はこれらのブランド保護業務を他の2人のステークホルダーと共に行い、世界の約70の専門の法律事務所に従事しています。シャンパーニュ委員会は、シャンパーニュアペラシオンである無形遺産を構成するすべての要素のディフェンスとセキュリティポリシーを調査することが定期的に求められます。これには、直接または間接的に派生する可能性のあるすべてのものが含まれます。

貴委員会が直面している最大のオンライン脅威について教えていただけますか?

「シャンパーニュ委員会は、第二次世界大戦中にシャンパーニュ地方の素晴らしい遺産を保護するために設立されました。」ロクサーナ氏は続けて「その信頼性はシンプルで堅固なものから成り立っています。我々のアペラシオンは、それらを結集した遺産なのです。弱体化、不正流用、偽造、および迷惑行為のリスクは常にあります。インターネットはこれら全ての脅威が存在する危険地帯なのです。シャンパーニュ委員会は、主な脅威としてDNSを悪用されることを警戒しています。」

どのようにドメイン名を保護しますか?それはなぜ貴委員会にとって重要なことでしょうか?

Comité Champagne Client Testimonial

シャンパーニュ委員会(Comité Champagne)として 知 ら れるシャンパーニュ地方ワイン生産同業委員会(the Comité interprofessionnel du vin de Champagne )は 1 9 4 1 年 に 、シ ャンパンの生産者と卸売業者の共通利益(相互補完関係)を管理するセミパブリックの団体として設立されました。こちらの団体は約80年間、シャンパン業界全体のサポート並びにシャンパン原産地のアペラシオンによって構成される遺産価値の向上を目的として、品質ポリシーを追及してきました。

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「 我々委 員会の仕事は全て、”シャンパン”という名前の評判の維持に本質的にリンクしており、従いまして現在そして将来のシャンパンの価値につながっております。シャンパンを含むドメイン名を登録、また悪意があるサイトや詐欺サイトからドメイン名を取り返し回復し、保持することはシャンパンの評判を維持することになります。シャンパンの名称を含むドメイン名を留保すること自体が目的ではありませんが、ドメイン名の登録は先着順ですのでそれを行うことにより、我々の信頼性と評判を高めることが出来ます。我々の目指していることは、我々のウェブサイトchampagne.frの完璧なセキュリティです。」

シャンパーニュ委員会がオンラインプレゼンスを管理するためのポリシーは何でしょうか?

「ドメイン名ポリシーと世界中のアペラシオンの登録を保護しなくてはなりません。シャンパーニュ委員会のブドウ栽培及びワイン醸造部門によって調査が行われ、その後それぞれの調査結果をもとに保護及び促進をするための戦略を立てます。また、多くの国のすべての検索エンジンの結果にて一番先頭にくるように努めています。(SEO対策に努めております。)」

現在、直面している知的財産権(IP)に関する問題は何でしょうか?

「シャンパンは地理的表示(Geographical Indication /GI )として 登 録 さ れ て い ま す が 、世界中で異なる方法で管理されています。インターネットの状況は商標の世界と多くの点で類似していますが、地理的表示の監視と保護はそれ以上に非常に困難な状況です。」

重要事項:

日常的な問題:

  • • ディフェンシブまたプロアクティブなアプローチにより、カントリーコードトップレベルドメイン(ccTLD)とジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)を回復する為の継続的な警戒と分析

  • • ドメイン名のサイバースクワッティング、タイポスクワッティングなどによるシャンパンアペラシオンの評判低下

  • • プラットフォーム上での偽造と不正流用

今後の課題:

  • • ドメイン統一の為、新たなドメイン拡張子(新gTLD).CHAMPAGNEの将来的な申請を現在検討中統一ドメイン名紛争処理方針 (Name Dispute Resolution Policy)は地理的表示(GI) には適応されない

CSCが提供しているリソースを管理と保護の為にどのように活用していますか?

マリー・クリスティン氏は以下のように答えてくれました。「シャンパーニュ委員会は技術的及び法律的な観点からみれば自律的ですが、私たちは細部までこだわりドメイン名のポートフォリオを構築し管理しています。そこでCSCスタッフのプロ意識と問題への迅速な対応がとても重要となってきます。CSCは直面する脅威への対策として、我々の無形遺産の為に様々なセキュリティシステムを構築してくれました。」

またマリー・クリスティン氏から加えて「我々のリクエストを一元化管理できるクライアントサービスパートナーへ簡単にアクセスできる点も気に入っています。モディフィケーションオーダーに対しても迅速なレスポンスが得られ、経過の追跡も容易に可能です。ドメイン名を購入し登録する際にも、CSCは私たちの戦略的な考えも踏まえてくれるので素晴らしいサポートを受けることが出来ております。そしてCSCのセキュリティサービスが、実際に他社レジストラと違いを生んでおります。例として一つ挙げると、我々はCSC MultiLockサービスを利用していますが、アカウントにアクセスする際には二重認証が必要 となります。」とお 答えいただきました。

CSCおよびCSCの専任スタッフと一緒にお仕事をされていかがですか?

「我々は入念なリサーチの結果、CSCを選定致しました。CSCは素晴らしいノウハウをもっており、顧客と直接連絡を取り合うことを大切にしています。これは我々とCSCの関係に付加価値を与え、そしてなにより信頼関係に繋がっております。インターネットの世界は不透明で複雑です。正確で、知識があり、常に脅威に対して警戒をしている専門家だけが最悪のリスクを避けることができ、我々の問題にも答えることが出来ます。それがCSCなのです。」 とマリー・クリスティン氏にお答えいただきました。

他の企業にCSCをお薦め致しますか?

「もちろん自信をもって他社にもCSCをお薦め致します。」

「我々は入念なリサーチの結果、CSCを選定致しました。CSCは素晴らしいノウハウをもっており、顧客と直接連絡を取り合うことを大切にしています。これは我々とCSCの関係に付加価値を与え、そしてなにより信頼関係に繋がっております。

–  Marie-Christine Virion ネットワーク管理プロジェクト マネージャー

Marie-Christine Virion
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